①ひったくり対策

1.車道と歩道の区別がない道路は特に気をつける
2.バッグ等は建物側に持ち、ショルダーバッグはたすき掛けにする
3.夜間帯はできるだけ明るく、人通りの多い道を選んで歩く
4.後方からオートバイのエンジン音等が聞こえたら後方を警戒する
5.「スマートフォンを使用しながら」、「音楽を聴きながら」等の「ながら」歩きは、周囲の状況がわかりにくくなるので控える
6. スマートフォン、携帯電話は手に持つなど、すぐに使用できるようにして歩く
7.自転車の前カゴ等には、ひったくり防止カバーやネットを装着する

もしひったくり被害にあってしまったら・・・

1.自ら犯人を追いかけて怪我等をしないようにする
2.大声で事件が発生したことを周囲の人に伝える
3.なるべく早く110番通報するか、他の人に依頼をする
4.犯人の特徴をできるだけ多く覚える(犯人の人数、顔の特徴、着衣、使用車両等)
5.犯人の逃走方向を確認する

②乗り物盗(オートバイ盗・自転車盗)対策

1.路上に放置駐車しないようにする
2.前カゴ等に貴重品等を置いたままにしないようにする
3. 駐車場が自宅から離れている場合は、時々、確認するようにする(大学構内の場合、駐輪場等と学部棟は割と離れているため、休み時間などに確認するのが望ましい)
4.犯罪の防止対策がなされている駐車場を利用する
5.自転車の場合は「防犯登録」を、オートバイの場合は「グッドライダー防犯登録」を必ず行う
6.常備されたキーのほかに防犯性の高い補助ロックを併用する

③性犯罪対策

⑴大学構内や路上

1.夜間は、できるだけ明るく、人通りの多い道を利用する
2.防犯ブザーや携帯電話・スマートフォンを持ち歩き、いつでも使用できるようにする
3.スマートフォン等に夢中にならず、時々振り返るなどして、周囲に注意払う

⑵電車内

1.「女性専用車両」がある場合は、できるだけ利用する
2.ドア付近など混雑の激しい場所は避けるようにする

⑶盗撮対策

1.階段、エスカレーターで、後ろにいる人が不自然に携帯電話やスマートフォンを操作していないか注意する
2.本屋、コンビニ等で買物をしているとき、足下に不自然に口の開いた鞄などを置かれないように気を付ける
3.更衣室や公衆トイレに不審な紙袋等が置かれていたら、警察へ届け出る

④もしも被害にあってしまったら…

⑴110 番の掛け方
もし 110 番通報する場面に遭遇したとき落ち着いて答えられるように、以下に 110 番通報で必要な受け答えを載せる。
1 何があったのかを伝える(まずは簡潔に)
2 発生時間・発生場所を伝える(場所の特定ができれば尚よい)
3 詳しい内容を伝える(状況や目撃した内容をそのままに)
4 協力の依頼(警察側から協力を頼まれることもある)
迅速な通報が犯罪の被害を抑止することも十分にあるため、怖がらずに通報してほしい。

⑵犯罪被害者への支援
また、犯罪被害に遭ってしまったときは悩まずに相談しよう。そのための各種制度や相談窓口を一部紹介する。
〈警視庁の被害者支援〉
◎問い合わせ
・最寄りの警察署
・警視庁犯罪被害者支援室 被害者給付
電話番号 (03-3581-4321 内線 21222)
・警視庁犯罪被害者ホットライン
電話番号 (03-3597-7830) 平日 8:30~17:15(土日祝、年末年始除く)
・性犯罪被害相談電話全国共通番号
電話番号 (#8103) 24 時間対応
◎利用できる支援制度
・被害者連絡制度→捜査状況の連絡等を受けることができる
・犯罪被害給付制度→犯罪被害者や遺族の方への給付金の支給の可能性がある
・被害者相談→こころの悩み相談を受けることができる
東京都における支援
◎問い合わせ
・公益社団法人被害者支援都民センター
相談電話 (03-5287-3336) 相談時間 月、木、金 9:30~17:30
(土日祝、年末年始を除く) 火、水 9:30~19:00
◎各種対応
・相談員による電話、面接相談
・直接的支援
・自助グループへの支援
※上記制度は犯罪被害の程度などで適用の可否が変わる可能性がある。そのため、まずは電話等で相談をしてみることを強く勧める。

⑤外部資料

上記の内容は警視庁ホームページの「防犯テキスト」を一部紹介したものである。
このページに書かれている以外にも様々な防犯対策が記載されている。
ぜひ一度読んでみることを勧める。万が一の際、役に立つであろう。
以下、リンクを記載。

https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kurashi/anzen/anshin/bohan_text.html